2014年の初旬より、NTTドコモと共同事業として進めて参りました、ICTを活用した無人販売所プロジェクトの第一号店が、気仙沼市の唐桑地区にオープン致しました。

設営地区は、約70世帯程度の仮設住宅、福祉施設、分譲住宅などがある地域で、仮設住宅の方々のみならず周辺住民の方々にも利用いただきやすい立地です。

当初、仮設住宅の敷地内に設営し、仮設住宅を中心に買物が困難な方々へ向けて展開を検討しておりましたが、気仙沼市との協議を進めた結果、今回は私有地での設営となりました。

事業者と利用者が支える公共の商店

この仕組は、事業者である弊社と利用者である地元住民の方々が支えあって継続するサービスです。

店内にある商品を盗難することは子供でも可能なくらい無防備に陳列されております。しかし、性善説を前提としたこの事業は、高い倫理観をもって利用する側と、それを信頼しサービスを提供する弊社とお互いの信用のもと成り立つことを目標としております。

店内にはカメラが設置されております。しかしそれは、防犯対策としての位置づけもありますが、それよりも将来的に利用者の利便性を高め、システムの向上を目的としております。

まだまだ、事業というまでには至っておらず、実証実験というフェーズではありますが、この仕組によって多くの方々の力になれればと思っております。

ICTを活用した無人販売所プロジェクトに関する、取材等につきましては下記よりお問い合わせください。

お問い合わせフォームはこちら